令和4年度東海環状南小倉南高架橋北下部工事
- 工事場所
- 岐阜県養老郡養老町地内
- 工期
- 2023/1/19~2024/4/26
- 発注者
- 国土交通省 中部地方整備局 岐阜国道事務所
- 概要
- 道路土工:残土処理工 1式 RC橋脚工【2基(P45橋脚・P46橋脚)】: 作業土工 1式 既製杭工 1式(回転鋼管杭φ1200 P45 L=48.0m 6本、P46 L=47.5m 6本) 橋脚躯体工 1式 仮設工:土留・仮締切工 1式、水替工 1式、交通管理工 1式
今月のレポーター
- 安藤瑠偉
- 第一土木部工事課
今回紹介させていただく現場は、2026年に開通予定している東海環状自動車道の養老海津地区において既製杭(回転鋼管杭)を基礎としたRC橋脚2基をつくる工事となります。
6月から鋼管杭を施工し、8月20日現在は仮締切の鋼矢板を打ち終え橋脚躯体工を施工するために掘削床面まで掘削をしています。掘削完了後、砕石、均しコンクリートを打設して躯体の施工を進めていきます。
本工事の特徴としましては、既製杭工の際に4本の鋼管杭を溶接で繋いだ計48mの比較的長い鋼管杭を使用しました。そのため、支持層(固い地層)が厚い箇所は打ち込みに時間がかかりとても苦労しました。
夏場から冬場にかけての施工がメイン作業となるため、暑中コンクリートと寒中コンリートの対策をしながら、出来栄えの良いものにしたいと思います。
綺麗な田園ひろがる養老地区ですが、風が強く吹く地域の為、資材の飛散養生や現場から出る砂埃などに注意して作業しなければなりません。冬場の養老地区は強風と降雪で寒さに苦しめられると聞いているので、冬を乗り越えられるよう一生懸命頑張ります。
9月に入ると橋脚を施工するために足場を設置するため高所作業が増えます。転落事故が起きないよう安全第一で作業を進めてまいります。