鉄骨造
鉄の強度と加工性、鉄筋コンクリート造と比べ単位重量を軽く出来る為、柱間隔の広い空間や、高層化にも貢献しています。
鉄骨造で一般的な、柱と梁がメインのラーメン構造は、耐力壁が不要で、のちのリフォームにも柔軟に対応できます。
工場で製作し現場で組立てることで、品質確保と工期短縮にもなります。工場は、国土交通省の認定をうけた施設、専門の技能資格者のもとで製作されます。
近年大型地震の発生が予測される中、確実な製品を提供する為、厳しい品質管理を行っています。
![鉄骨造](images/steelPhoto-01.jpg)
![手順](images/steel_flowPhoto-01.jpg)
建物を支える為、地盤調査と杭の支持層の確認をします。
![手順](images/steel_flowPhoto-02.jpg)
ボーリング調査時の支持層の土質と、杭試験堀りの土質とを確認します。
![手順](images/steel_flowPhoto-03.jpg)
杭重機の電流計の確認。
組立検査
![組立検査](images/steel_inspectionPhoto-01.jpg)
鋼材を正確に切断・加工・組立られているか検査します。
![組立検査](images/steel_inspectionPhoto-02.jpg)
超音波探傷検査により溶接内部欠損がないか、工場自主検査及び第3者による検査を行い確認します。
![組立検査](images/steel_inspectionPhoto-03.jpg)
浸透探傷検査は、溶接箇所表面に傷がないか確認する非破壊検査です。
鉄骨建方
![鉄骨建方](images/steel_architecturePhoto-01.jpg)
![鉄骨建方](images/steel_architecturePhoto-02.jpg)
![鉄骨建方](images/steel_architecturePhoto-03.jpg)
厳しい検査やチェックを受け、加工された鉄骨を現場で組立てます。 建方は高所作業になる為、安全施設を整え、作業員の墜落・転落災害の防止をはかります。 現場では、柱が傾いていないか、建起しの精度のチェックも行います。
現場組立の梁継ぎ手部
![現場組立の梁継ぎ手部](images/steel_etcPhoto-01.jpg)
摩擦接合部の摩擦力確保の為ボルトを締付けます。ナットの回転確認、ボルトのビンテール破断を確認します。
現場溶接作業
![](images/steel_etcPhoto-02.jpg)
現場組立においても溶接作業が行われます。
現場溶接部の超音波探傷試験
![](images/steel_etcPhoto-03.jpg)
工場溶接同様、現場溶接箇所も超音波探傷試験によって溶接箇所の検査を行います。
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- 建築部 TEL.058-251-2245